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『文明の生態史観』:


サークルでこの本を輪読本として扱った。
この本は1950年代に出版された、『文明の生態史観』である。
筆者のアジア紀行のエッセイを基に、「東洋」「西洋」の二分法的な分け方に疑義を呈し、「中洋」という概念を見出し、最終的には「文明の生態史観」という論文を構築するに到るまでの過程となる論文を収録している。
当時のマルクス的進歩主義に独占された学会にはあまり受け入れられなかったが、今も尚本書の輝きは色褪せない。

日本はなぜ自国だけ近代化できたか?なぜ中国、ロシアは民主主義化しないのか?等々、数々の疑問に
梅棹は答えを提示している。
そのキーとなる存在が「中洋」であり、遊牧民族の存在なのだ。

古くはスキタイ、匈奴からティムール帝国、女真族に至るまで遊牧民族は農耕民族の暮らしを脅かしてきた。
また、大陸農耕民族は過酷な環境の出身であり、それを乗り越えるための集権化を必要とした。
一方、西欧や日本はその危険から自由であった、というのが梅棹の論であり、そこから議論が展開される。
非常に面白いので、是非一度。
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サークルでこの本を輪読本として扱った。この本は1950年代に出版された、『文明の生態史観』である。筆者のアジア紀行のエッセイを基に、「東洋」「西洋」の二分法的な分け方に疑義

まとめ【『文明の生態史観』:】

サークルでこの本を輪読本として扱った。この本は1950年代に出版された、『文明の生態史観』である。筆者

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